「お疲れさま」と「ありがとう」。

MSN毎日インタラクティブより「元大関・貴ノ浪が現役引退」*1とのニュース。自分が一番熱心に相撲を観ていた高校生の頃からの現役を続けているお気に入り力士が、また一人引退してしまう。あとは魁皇くらいかなぁ。
一見、卑屈そうなヒネた様相(ゴメンなさい)で、いつも土俵際まで相手力士に追い詰められる。
「ああ、負けかな。」と思わせておいて、その恵まれた体格を活かして相手の脇を抱えて、あっけなく吊り出して勝っちゃう。そのまま、押し出されて負けちゃうことも結構多かったけど(笑)。
貴乃花の取り口が「王道中の王道」だったということは、誰もが認めるところだろうけれど、そういった見方からすれば彼の相撲は「邪道」だった。でも当時の自分にとって、彼の相撲はまさに「ツボ」だった。もしかすると過去一番くらいに好きな力士だったかもしれない。
とにかく、お疲れさま。楽しい相撲をありがとうございました。

*1:http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/photojournal/news/20040511k0000e050045000c.html