そんなことも。

今日のasahi.com:朝日新聞今日の朝刊-社説より。

江戸時代、大名行列が他藩の城下を通るときは、立てていたやりを倒すのが儀礼だった。しかし、現在の山口県東部にあたる周防(すおう)国の岩国藩は6万石の小藩のため、大藩は、やりを立てたまま通った。憤慨した藩士たちは、道にかぶさるように枝を張った松を植えて、やりを倒させたという。 日米両政府が進めてきた米軍再編に、岩国市が住民投票で「ノー」という意思表示をした。強者にもの申すという点では、故事に通じるものがある。地元に十分相談せず、結果だけを押しつける高飛車なやり方に反発したのである。

へー、この土地には昔から反骨精神というか、気骨のある風土があったんですね。
確か、もうすぐ合併で、この市は無くなってしまうことになっているはず。
こういった歴史ある地名が消えてしまうのは、何だか寂しい感じ。