独り週末。

今週末は相方さん山行にて不在。
折角なので、ダチとシッポリ飲むかと思ったら、こんなときに限って、友人達とも予定合わず。
独り、週末を過ごす。
最近、こんなのばっかですな;; いっそ、タイトル「相方さん不在日記」にしちゃうか?(w)


しかし、暑い。
堪らず近所のファミレスへ避難。日経新聞山田風太郎風眼抄 (中公文庫)』を読む。
由緒ある医家に生まれながら、幼年期に父母を相次いで失い、さらに複雑な事情により、彼の故郷は心の幻と化す。
さらに戦争で、少年期を共有する同学年の大半を喪失。
彼の独特の人生観、歴史観は、この辺りに因るのであろうことが、自身によって語られる。


・・・と読み進めたところで今度はファミレスの冷房が効き過ぎて、居られなくなる。
スーパーへ立ち寄り夕飯の材料を物色。夕飯というより、酒のツマミだが。


ふと、学生時代、ダチと自分のアパートで飲んだ頃のことを思い出す。
あの時、よくツマミを作って、彼等の到着を待ったもんだ。
遅くまで語り合い(相手の話は、お互いあんまり聞いて無い;;)、寝る。
そんで翌日の昼過ぎ辺りに、それぞれぼんやりしながら解散。あんな、ゆるい日々。

でも、今思い出すと、それはそれでキラキラしてたよね。

30歳過ぎると自分のことばかり考えてもいられんわけで、家族の事、仕事の事、世の中の事、でも、やっぱり自分がまだ一番大事だったり。
そんなことを考える、今日この頃です。