映画『魍魎の匣』を観る。(追記あり)

年末も近くなった三連休、疲れた心身保全のため、こんこんと眠る。
しかし、寝てばかりも何なので起きてHDD・DVDに撮り溜めた番組等の消化を。
その途中、飛ばし損ねたCMで映画『魍魎の匣』の宣伝が流れたので、思い立って観に行くことに。
前作『姑獲鳥の夏』の映像化時は、あまり評判が良くなかったので結局観ないままだった。
だもんで比較はできないけれど、今回の作品は良いできだったのではと。
原作を読んだのが遥か昔で、すっかり細部を忘却してしまっていたおかげで、素直に楽しめたと思う。
あの作品と映画の上映時間の枠に当てはめると、ああいった作りになるということなんでしょう。
ドグラ・マグラ』の映像化の先例を彷彿とさせる。
配役や、セットとロケ地は、あれはあれで有りなんだと思う。
ただ、ちょっとグロ表現が多かった。作品の性格上しょーがないのかもしれないけれど。
あと、パンフレットが小振りなサイズで気が利いてマス。オススメ。
次回の『狂骨』も映画化するのかな?個人的に「いさま屋」が一番のお気に入りキャラなのだが。