「蒼き狼」を観る。

今日は思い立って、午前中よりお出かけ。天気は、やや曇り気味。
珈琲館でモーニングをとりながら、朝刊を読む。
その後、相方さんの提案で映画『蒼き狼 地果て海尽きるまで』を観る。
同じチンギス・ハンものでも日経朝刊で連載中の小説(堺屋氏)とは、やや歴史的解釈が異なるところもあるようだが、そこは映画だからか。
長くて複雑な話と人物相関を何とか寺時間内にまとめるとこうなる、といった感じか。
チンギス役の反町が、ひたすら雄々しい。
側近でもある弟カサル役の袴田君、良い。
トオリル役の松方さん、サイコー。笑った。
角川春樹氏の映画というか世界感は、共通している。
特に軍勢を色分けするところなんぞは「天と地と」を彷彿とさせる、戦闘シーンを分かりやすく美しくみせる恒例の演出。
チンギス軍が青、ジャムカ軍は黒、トオリル軍は黄色、とね。
長子ジュチとのシーンは、やや演出過剰なのかもしれないが、不覚にも涙が。歳のせいか、最近涙腺が弱い。
誰にでもオススメはできないのかもしれないけれど、個人的には楽しめる映画でした。